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読んだ本について感想を述べたり述べなかったり・・・書評・コネタ連動メルマガも登録宜しくお願いします。 「濫読ひで」より


by moon99999
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トレインジャー?

ローカルヒーローがいろいろあるが、今日のご紹介は「トレインジャー」だ!

トイレ、じゃないよ。トレイン、だよ(笑)。

JR東日本の新幹線がヒーロー、ヒロインになっているものだ。
http://www2.odn.ne.jp/~aaw87660/jreast/morioka/top/trainjer/main.html
を見るとわかるが、
名前は「はやて剛」「やまびこ太郎」「マックス勇山」「こまち美里」「こまちマコ」で、
顔は新幹線の顔をしている。それ以外にも「ニューやまびこ」「つがるん」というのもいる。

悪役がまた面白い。「シャダーン」警報が鳴っても虫。遮断機を壊してでも踏み切りに侵入する超あぶない怪人だ!「オキラレーン」朝起きようとする人々を枕や布団から離さず、遅刻をさせようとする珍怪獣
なんてのがそろっている・・・

JR東日本、あなどれない!


ちなみに・・・「のぞみ」がない。
だって、のぞみ、はJR東海であって、東日本じゃないんだよな~~残念!(笑)



ローカル戦隊「トレインジャー」のメンバーとは | Excite エキサイト
# by moon99999 | 2005-06-06 00:04 | コネタ

夜のピクニック

4103971053夜のピクニック 恩田 陸
新潮社 2004-07-31
http://tinyurl.com/4h3k3

「本屋大賞」受賞作品。

貴子と融(とおる)の高校には、年に一度、修学旅行の代わりに(これはどうもヘンだと思うが)「歩行際」というのがある。
長い距離を、一晩歩き続けるのだ。
前半は、クラスでまとまって。
後半は、自由に。

貴子も融も、相手の存在を意識しつつ、できるだけ無視してきた。

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# by moon99999 | 2005-06-04 17:52 | 文学系

誰のための綾織

4562038896誰のための綾織  飛鳥部 勝則原書房 2005-05
http://tinyurl.com/d29ck

入れ子になった小説だ。作家、飛鳥部と編集者の対話で始まる。推理小説のタブーは何か、それに挑戦できるものか、という話しがあり、材料として、作家の教え子の高校生が書いた「蛭女」という小説が提示される。

蛭女、とは和室を使った密室ものだ。本来和室というのは密室トリックに向かない。鍵をかけたりがしにくいからだ。
だがこの作品では、3X3に区切られた家の部屋で起きた密室殺人をテーマにしている。
そのトリックは奇想天外であり、だがそれは簡単には想像できないだろう。

そして、話中の挿話を読み終わり、そのトリック、犯人をあなたは指摘できるだろうか。そして作中人物のコメントはその作品をどう評価するであろうか。

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# by moon99999 | 2005-06-01 23:52 | 推理小説系
448801707XBG、あるいは死せるカイニス 石持 浅海
東京創元社 2004-11-30
http://tinyurl.com/7wva8


これはSF推理小説だ。

この小説の背景、どんな話しかをまったく知らずに読み始めて、途中で設定が明らかになってくると、正直驚愕した。
こんな設定を考え付くとは!

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# by moon99999 | 2005-05-29 19:02 | 推理小説系

ヴィーナス・プラスX

4336045682ヴィーナス・プラスX シオドア・スタージョン
国書刊行会 2005-05
http://tinyurl.com/dymlv

原書の刊行は1960年のようだ。
スタージョン、というのは「人間以上」などで有名なSF作家だ。

チャーリー・ジョーンズが目覚めると、そこはまったく異なった世界だった。人間ではない、謎の生物、レダムに囲まれていた。レダムは両性具有の不思議な生物だ。

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# by moon99999 | 2005-05-28 18:03 | SF

半落ち

4062114399半落ち 横山 秀夫
講談社 2002-09
http://tinyurl.com/av6x9

直木賞ノミネートで、選考委員から欠点を指摘されて賞を逃した作品。
また、「このミステリーがすごい」での一位を獲得した作品でもある。

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# by moon99999 | 2005-05-28 00:55 | 推理小説系

家守綺譚

4104299030家守綺譚 梨木 香歩
新潮社 2004-01
http://tinyurl.com/dn6th

これも「本屋大賞」ノミネート作品である。
タイトルをどう読むんだろう、どんな中身なのかな、などと考えていた。

これは、徳川家斉の三男で、時代が味方せずについに将軍になれなかった、徳川家守という男の波乱万丈の人生を描いた話、ではない。

語り手が、死んでしまった親友にゆかりのある古家の管理をする。彼は貧乏作家だ。
そうすると、時に不思議な訪問客がやってくる。

死んでしまった友人やら、和尚に化けたキツネやら。
さるすべりには懸想されるし、犬はなんだか「その世界」では有名な仲裁犬ということになっていたり。
カッパがいろいろ出てくることもある。

ただし大事件は起こらない。
人間ともののけが共存していたころの話である。

そして、ここに登場するもののけの大部分は人を襲ったりしない。

だまして楽しむようなことはあるようだが、それ以上ではない。

その中で時はゆっくり流れ、ついでに彼は親友がどうしてあの世に言ったのか、戻ってこられないのか、といったことを知ることになる。

淡々とした話しだが、いろいろ起こる小さな事件がそれなりに楽しめる。

漢方薬のような作品かもしれない。(うまくいえないのがもどかしい)。

お勧め度:☆☆☆☆   あなたの隣に居る人は人間ですか?



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# by moon99999 | 2005-05-25 23:41 | 文学系

冷蔵庫に救命メモ?

不思議な記事を見た。
「リバプールの市議会では、お年寄りや病気の人の処方箋や医師の詳細といった重要な医療情報を保存するために、ボトルに入れて冷蔵庫で保管することを奨励した。」というものだ。

ビートルズが居たこと以外にはまったく知らないこの街。
こんな記事がでるとはね。

要するに、どこかわかるところにおいておいてくれ、ということなんだね。
外出中は免許証とかもってるかもしれないけど、でもそれ以外の医療情報がわかるかどうかだね。
このボトルがあれば、かかりつけもわかるし病気の問題もわかる、かもしれない。
でも問題は・・・救急隊員って、勝手に家のなか見てもいいのかなあ。

日本じゃあ問題になるかもしれないね。
冷蔵庫に貼っておけ、くらいでもよかったんじゃないのかな~~

ま、どうでもいいけど(笑)。



冷蔵庫に入れたメッセージは命を救う | Excite エキサイト



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# by moon99999 | 2005-05-25 23:27 | コネタ

再生巨流

4104753017
再生巨流 楡 周平
新潮社 2005-04-21

http://tinyurl.com/dm6r4


ひさびさの楡周平の意欲作。
ビジネスものだ。

吉野はスバル運輸のやり手営業マン。かたちだけの昇進により、部下ひとりだけの部長になった。彼のミッションは、新規事業で四億円以上の売上を上げることだ。
迷う吉野の前に、文房具の通販のプロンプトが売上を拡大している、という事実が出てくる。そして、吉野は、元高校野球選手の蓬莱と出会う。蓬莱は、スバル運輸のセールスドライバーとして稼ぎながらも、いろいろなビジネスアイディアを持っていた。

吉野のアイディアが、だんだん形になって行く。そして会社をまきこんだ、1大プロジェクトへと成長していく。

かなり実在の会社を彷彿とさせるビジネス書だ。
いくつかの会社がモデルであろうことは想像にかたくない。
だが、この物語は、それだけではない。
ビジネスを成功させて行くためには何が必要なのか、ということが見えてくる。

もっとも必要なのは、執念だ。吉野の執念は、最後までこのプロジェクトをやりとげていくところにある。吉野と好対照をなすのが、彼の上司の三瀬だ。

三瀬は、役員(常務)でありながらも、上をみつつ、リスクは取ろうとしない。また、吉野のプロジェクトにいい顔をせず、妨害したりつぶしにかかろうとしてしまう。

吉野は三瀬を排除すべく禁じ手を使う。だがそれは背水の陣でもあった。


ビジネス書として読んでも、興奮しながら一気に読める。良質のエンターテインメントだと思う。もちろんモデルにはある程度の限界があるだろうし、プログラミングの部分などはちょっと物足りないが、そういう欠点を補ってあまりあるダイナミズムがこの作品にはある。 アイディアについても島耕作が言っていたようなことでもあるが、だからといってこの作品がおとしめられることはない。

元気が出るビジネス小説だ。 ビジネスマン必読!

お勧め度;☆☆☆☆☆  ネットビジネスも人間がうごかしている!
# by moon99999 | 2005-05-24 00:38 | エンターテインメント系

演劇の時間

キャラメルボックスの「広くてすてきな宇宙じゃないか」という劇を見てきた。

これはハーフタイムシアターといって、一時間のものだ。幕間はなし。
それで、この作品ともうひとつを、同じ日につづけてやっている。

この試みでうれしいのは、このふたつをべつべつにやる、ということだけではなく、交互に遅い時間にやったりしてくれることだ。

日本の演劇の多くは夜7時くらいにスタートする。それだと、普通のサラリーマンは仕事をおわらせていくのには結構つらい。 ブロードウェイだと8時なのだが。ウェストエンドは7時半くらいかな。

今回のキャラメルボックスのは、8時からなのだ! おかげで見に行くことができた。
なお、もう片方は6時からなので到底いけない。しかし、時間を逆にして上演もするので、別の日にいくこともできる。

もちろん同じ日に二本みられればそれもよいだろう。

上演時間もマチネがあったり、夜9時スタートがあったりいろいろだ。

これは、観客にとってありがたいシステムだと思う。
こういう試みが、もっとたくさんされてもいいだろう。

ちなみに、もうひとつ特筆すべきなのは、ハーフプライスチケットの存在だ。
当日、チケットが残っていたら、特定のボックスオフィスで半額でチケットを販売している。
もちろん売れ残るよりはいいのだから。
ブロードウェイやウェストエンドでとりいれているこの方法、キャラメルボックスもやっているのだ。

ただ、今回の作品はもともと4000円なので、半額だと2000円。これだと手間賃にもならないかもしれない・・・だが、二本みるなら4000円、ということでこれなら標準的だと思う。

キャラメルボックスの作品は、以前の福澤アナウンサーの二本「進め!ニホンゴ警備隊」「Dr.TV」を見ているが単独作品は初めてだ。

感想はまた別の機会に。

PS 福澤アナウンサー、フリーになったからもう演劇やらないのかな?




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# by moon99999 | 2005-05-23 20:05 | ランダムウォーク

一年分

相撲の賞品なんかで、なんとかを一年分、というのがあるが、いったいそれはどれくらいなんだろうか。相撲取りがたべる一年分か、それとも庶民の一年分か・・・

そういう大きななぞを、エキサイトが解決してくれた(笑)。

要するに・・・贈るほうがきめるから、基準はまちまち、ということだ。
なあんだ。

ちなみに米では一年分ではなくて30俵なんだそうだ。一俵は60キロだそうな。
一俵がひとりの一年分の量だということだ。つまり30人の部屋ぜんたいにいきわたるはずの量、ということになる。もちろん一俵は普通の人間の一年分だから力士ではその倍くらいはたべるんだろうが・・・

だれか私に、一年分の何かをください。お待ちしております(笑)。

・・・一年分のゴミ、とかは遠慮しておきます(爆死)

相撲の優勝でもらえる副賞「1年分」はどんな基準か? | Excite エキサイト

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# by moon99999 | 2005-05-23 19:57 | コネタ

たまごかけご飯専用醤油

世の中には変わった商品がある。
マニアックなものもある。

それの最たるもののひとつが、これだ。
「卵かけご飯専用醤油」。その名も「「おたまはん」。 これから「おはなはん」を連想できた人は、おそらく42歳以上だろう(笑)。

それはさておき、この醤油、目的が限られていて、しかも関西版と関東版が両方あるというからすごい。
奥出雲の吉田町、「ふるさと村」のものなんだそうだ。

本来、生卵は鮮度がいのちだ。
たとえば、アメリカの多くの州では、卵を生で食べることを法律で禁止している。

なぜなら、サルモネラ菌が繁殖している危険性があるからだ。
アメリカのスーパーでの保存状態がわるかったり、あるいは輸送経路に時間がかかったりすると、どうしてもそのリスクが増す。

アメリカで成功している、日本出身の卵の会社がある。イセ食品だ。
イセファーム、という名前で多くの卵をアメリカでも売っている。これは結構ブランドだったりする。

イセファームの社長さんって大金持ちで、アメリカでも成功しているために、芸術家のパトロンになったりもしているようだ。

それはさておき、アメリカでイセファームの卵を売っているのだが、いちおうこれも生ではだめ、ということになっている。ただし鮮度が高いので、食べてもいいらしいのだが・・・

だからアメリカでは、たまごかけごはん専用醤油、というのは市場がない、ということになる。
日本ではどうなんだろう。

昔と比べると、朝もパン食がふえているし、生卵をごはんにかける家は減っているのではないだろうか。それでもこれが売れるのだろうか?不思議といえば不思議だ・・・

ちなみに、吉田村の通販サイトには、「卵かけご飯セット」というのも売っている。

・・・奥出雲産平地飼い有精卵6個と卵かけご飯醤油「おたまはん」関東風(黒キャップ)、関西風(赤キャップ)各1本と奥出雲吉田産コシヒカリ1kgのセットです。究極の卵かけご飯をご賞味ください。・・・ だって!


卵かけごはん専用しょうゆにも関東版・関西版 | Excite エキサイト



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# by moon99999 | 2005-05-23 19:51 | コネタ

Good Luck

4591081451Good Luck アレックス・ロビラ フェルナンド・トリアス・デ・ペス 訳 田内 志文
ポプラ社 2004-06-22
http://tinyurl.com/8b5qm

世界のベストセラーとなった本だ。
幸運、とは何か。
運と幸運の違いは何か(ここは原文を見たいところだが)。

公園のベンチで、幼馴染のジムとマックスは54年ぶりに再会した。 ジムは一時は成功したが、その後おちぶれている。マックスは立身出世した。

マックスは、ジムに対して、昔聞いた物語を話していった。

この話しが、この本のメーンのストーリーとなる。
魔術師のマーリンが、騎士たちに、「幸運の四葉のクローバー」がもうすぐ生える、と伝え、取りたい者を募ると、二人だけがそれに志願した。
(この時点ですでに教訓がある。 つまり、積極的に探しに行かなければ、運はやってこない、ということだ。)
騎士のノットとシドは、森の中を探し回った。
二人とも、同じ相手に対して話しを聞くが、二人の対応方法は違っていた・・・

「幸運を作るというのは、つまり、条件を自ら作ることである。」
「幸運の下ごしらえは、自分にしかできない。幸運の下ごしらえは、今すぐに始めることができる。」
「幸運のストーリーは・・・絶対に偶然には訪れない。」

数々の教訓が含まれている。
当たり前といえば当たり前だし、何度も言われていることではある。
しかし、それを実行できるかどうか、それが運命を分けることになるのだ。

もちろん、「果報は寝て待て」などということわざもあるが、それとは違う。幸運は自分の手でつかみとれ、ということなのだ。

それほど教訓が鼻に付くことは無い。読みやすく、わかりやすい。 そして人々をモーティベートする本だ。

簡単に読めるし、内容には非常に含蓄があると思う。ベストセラーになるのも、なるほど、と言えよう。

お勧め度:☆☆☆☆1/2 幸運は自分で捕まえましょう。



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# by moon99999 | 2005-05-22 13:32 | 文学系

LAST

406212050XLAST 石田 衣良
講談社 2003-09-26
http://tinyurl.com/9tj4b


石田衣良の作品。
最後の何か、に面した人々の人生が短編でつづられている。

銀行から金をおろすだけの仕事。
最後のテレクラへの電話。
最後のビデオ撮影。
最後のロシアン・ルーレット。

ものには。行動には。人生には。それぞれ最後の何か、がある。
最後に一花咲かせるか。
あるいは静かに消えていくのか。

散り際をどうするんか。きれいに終われるものなのか、それともあがき続けるものなのか。
状況によってもちろん違う。

だが、最後の何か、には常にドラマが伴っている。
その後に待っているものが何か、皆構えてしまう。
有終の美をかざりたいから、というよりは、その「最後」のあとに待つものが何か、という漠然とした不安があるからではないだろうか。

石田衣良は、その「最後の何か」に面した人々の行動をあざやかに描いている。
説教くささはない、淡々とした語り口。
その中でドラマが起こる。

お勧め度:☆☆☆☆  最後の何かには、常にドラマがあります。


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# by moon99999 | 2005-05-21 16:44 | エンターテインメント系

さらば長き眠り

4150306540
さらば長き眠り 原 りょう
早川書房 2000-12 (文庫)

http://tinyurl.com/avjnl


これも、私立探偵・沢崎が登場する、かなり前に出た作品だ。
記載の中に、リアルタイムのエピソードがはいってくるので、その時代なんだな、というのがよくわかる。たとえば、 ワールドトレードセンターにテロ、とあるが、それは911ではないのだ。


沢崎は、一年以上留守にしていた渡辺探偵事務所に戻ってきた。
一年以上留守にしていたのに、戻ってくるとすぐにトラブルと依頼人がやってくる。

依頼人は、以前、高校野球の選手だった。甲子園に出場し、八百長の疑惑をかけられてしまった。彼の無実は一応証明されたが、その疑惑をうけてマスコミで騒がれたときに、彼の姉が飛び降り自殺してしまったのだ。

それからすでに11年がたっていた。しかし、弟は、姉の自殺が本当に自殺だったのかを確かめるべく、沢崎に調査を依頼した。
沢崎が動き始めるとすぐ、いろいろな妨害工作が始まった。
なぜ妨害されるのか。11年前の事件には、いったい何があったのか。
そして、飛び降り自殺の真実はいったいなんだったのか・・・

沢崎は、ついに真実の一部を探り当てる。 それには、多くの人物がかかわっていたのだった・・・



沢崎が活躍する。 ご都合主義が多いところは否めない。だいたい、11年前の事柄を、ことこまかに覚えているというのがあまり考えにくいのだ。
刑事ものとかではすぐこうやって昔の記憶なり証拠なりが出てくるのだが、実際はそうはいかないだろう。だいたい、先週の火曜日の昼飯に何をたべたか、だって覚えてないことが多いのだから。

沢崎の活躍に免じて、こういう「あら」は目をつぶろう。
エンターテインメントなのだ。面白ければいいのだから。

個人的には、あの浮浪者にもっと活躍してほしかったと思う。

お勧め度:☆☆☆1/2 文句言わずに読みましょう。それが正しい読み方です!
# by moon99999 | 2005-05-18 20:29 | 推理小説系

4TEEN

41045950124 TEEN 石田 衣良
新潮社 2003-05-22

http://tinyurl.com/d25vl

石田衣良が、直木賞を受賞した作品。
4人の中学生(ティーンエイジャー)の生活を描き出したもの。
主人公のテツローと、ナオト、ダイ、ジュンの仲良し4人組。
彼らは、東京の月島に住む中学生。 大金持ちの息子もいれば、貧乏人もいる。
病人だったり元気だったり。
それぞれに問題をかかえながらも、元気に生きている。
彼らに襲い掛かる、あるいはやってくるさまざまなエピソードを描いたものだ。

中学生の男の子なら、性にめざめ、興味を持つだろう。
入院している病人のナオトのために、ほかの三人はエロ本などのプレゼントを贈る。
そして彼の誕生日に何をするか、を三人で考えて、そして結論を出す。
「ほんもの」をプレゼントしよう、というのだ・・・

友情と覗き趣味が合わさって、なんともいえない読後感になる最初の作品のほかにも、拒食症・過食症の女の子の話や、病院から逃げ出した末期の患者との花火大会の話など、それぞれが独立していい雰囲気をかもしだしている。

振り返って自分が中学のとき、このような感性を持っていたのだろうか、と考えてみる。
たぶん、あったのだろう。だが、あのころはもう少し晩生だったかもしれない。
育ったのが田舎だったからなのか、それとも時代のせいだろうか。

それはさておき、現代の少年の心をみずみずしく描き出しているように見える、作者のこの作品は、なかなかさわやかだ。

女性に理解できるかどうかはわからないが、男の子、にありそうな感情のゆれをしっかり描いている。 やはり石田衣良はなかなかやるな、と思う。

伊達にNHKで若者向けの番組をやっているわけではないな、という感じだ。

お勧め度:☆☆☆☆ 都会の男の子は進んでます(笑)

なお、DVD化もされています。
http://tinyurl.com/df3sd


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# by moon99999 | 2005-05-18 20:16 | エンターテインメント系

スパムトラックバック

何がどうなったのかよくわからないのだが、最近、ときどき、妙なトラバがつくことがある。
記事とはまったく関係ない、海外の宣伝サイトへのトラックバックだ。

もしもそれが危険なサイトへのリンクだったりしたら申し訳ないので極力その場で削除することにしている。

なぜこんなものがくるのだろうか? 日本のサイトに英文でなどとあまり意味がないような気がするのだが・・・
# by moon99999 | 2005-05-18 20:00 | その他

甘い緑茶?

エキサイトの記事に、甘い緑茶が海外で売られている、というのがあった。
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091115695353.html

海外では甘い緑茶もあたりまえだ、というのだ。
アメリカではどうだろうか?

・・・見たことは無い。というよりは緑茶そのものがマイナーなのだ。
緑茶はヘルシーだとかいいながらも、アメリカでは知られていない。
カモミール茶とかならあるけど・・・

だいたい、ホテルでティーといって頼んでも、くるのはティーバッグのはいった箱だ。
うやうやしくウェイターが大きなティーバッグの箱をもってきて、「どれにしましょうか」ってノリだからね。
でもその中で緑茶ティーバッグがあるかも・・・

そもそもアメリカじゃ、甘くない飲み物がないのだ。アイスティーでも、甘くないものが少ないのだ。
健康志向というわりには甘いものばかりだから・・・

南米のマテ茶に砂糖がはいっているというが、すべてのマテ茶にはいっているわけではない。
あと、コカ茶は甘くなかったと思う。

トルコのコーヒーはとっても甘い。お茶も甘いのだが・・・
イスラム系では酒が飲めないから、甘い飲み物をかわりに飲んでいるような気がする。

いずれにしても、日本で「甘い緑茶」売ったら、きっと売れないだろうな~~(笑)
# by moon99999 | 2005-05-15 11:15 | コネタ

各種の漫画賞の発表

GWが明け、漫画関係の賞が発表になった。

第9回手塚治虫文化賞
マンガ大賞:浦沢直樹+手塚治虫「PLUTO」
新生賞:こうの史代「夕凪の町 桜の国」
短編賞:西原理恵子「上京ものがたり」「毎日かあさん」
特別賞:川崎市市民ミュージアム
http://www.asahi.com/tezuka/
PLUTOを今年受賞させるのはどうなんだろう、という疑問がある。
PLUTOとは、鉄腕アトムの中の一シリーズを、浦沢が自分のキャラクターにして書き直しているものだ。アトムやウランが、人間のような感じで描かれている。
完結してから与えるべきだったのでは、と個人的には思う。

サイバラの2作品は、あまりに雰囲気が違う。これらを並べるのはどうかと思うが・・・。
本当は「上京ものがたり」はここでとりあげようかと思っていたが、これをとりあげて、サイバラのイメージが誤って伝わってはまずいかな、と思い、やめていた作品だ。

上京ものがたり、というのは真面目な作品だ。「ぼくんち」に通じるものがあるがもっとものがなしく、美しい。
上京した女の子が、いろいろと問題にあいながらも、なんとかけなげに生き延びていく、というのがこの作品。 一人で上京した女の子が心細いときに読んだら、共感のあまり泣いてしまうのではないだろうか。毒はまったくない。

一方、「毎日かあさん」は母親としてのサイバラの大変な毎日をえがいたもの。毎日新聞に連載されていたが、「ほのぼの家族漫画としてかいてるうちに離婚してしまった」という嘘のような本当の話がおまけでついている。
子どもが裸で砂場で遊びまわりエビフライのようだ、などというほのぼのから、入院している夫に別れをつげるくだりまでいろいろある。 
だが、基本的にはほのぼのさの中に毒がはいっている。

平成17年度(第29回)講談社漫画賞
児童部門:安野モヨコ「シュガシュガルーン」
少年部門:曽田雅人「capeta」
少女部門:伊藤理沙「おいピータン!!」、ジョージ朝倉「恋文日和」
一般部門:三田紀房「ドラゴン桜」
http://www.kodansha.co.jp/award/h17_manga.html
安野モヨコは「監督不行届」のあの「ロンパース」だ。
私はこの作品は呼んでいないのでわからない。
「働きマン」は来年あたりに賞をとるかもしれないと思う。
一方、「ドラゴン桜」はすごい漫画だ。これは、つぶれかかった三流高をたてなおすため、劣等生を東大に入学させようとするものだ。
下手な受験参考書よりもずっとためになる情報がたくさん含まれている。これを読んでそのとおりに実践すれば、本当に東大に通れるのではないか、とまで思える。


第34回日本漫画家協会賞
大賞:私の八月十五日の会、吾妻ひでお
特別賞:大坂ときを、一峰大ニ、平野勲
文部科学大臣賞:藤子不二雄A
http://www.nihonmangakakyokai.or.jp/new3/new.cgi


吾妻ひでおに大賞だ!
大賞は「失踪日記」に対するものである。
これは慧眼だと思うし、あの作品は、とにかく絶賛されるべきものだと信じている。
藤子Aに文部科学大臣賞というのはよくわからない。Fが死んでいるから、なのかもしれない。
一峰大二に賞というのは渋い。さすがは漫画家協会だといえるだろう。

漫画家協会での選考委員は以下のとおり。委員長 やなせたかし 委 員  鮎沢まこと ・ 西谷祥子 石子 順 ・ バロン吉元 犬木加奈子 ・ 古川タク 中山星香 ・ 矢野 徳 なぎら健壱 ・ 山根青鬼
なかなか不思議なメンバーだと思う。委員の全員を知っている人はかなりの通だろう。私はぜんぜんわからない。すくなくとも平均年齢はかなり高いぞ。


賞の是非はいろいろありそうだが、少なくとも、受賞者はこれを励みに、これからも頑張って欲しいものだ。 漫画も立派な文化なのだから。


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# by moon99999 | 2005-05-14 23:30 | 本にかかわる話

スイスメモリー

先日、スイスのアーミーナイフのメーカーが合併するという記事が出ていた。
ヤフーニュースなどによると、やはり911後のアーミーナイフの不況には勝てなかったらしい。
土産ものとして飛行機につんでいくことができなくなったので売れなくなったのが敗因だそうだ。
以下、このサイト(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050427-00000036-kyodo-bus_all
による。

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# by moon99999 | 2005-05-12 00:57 | コネタ

コールドゲーム

4062114569
コールドゲーム  荻原 浩
講談社 2002-09
http://tinyurl.com/8oj8d

高校生の光也は、あることに気づいた。中学の同級生にいろいろなことが起こっているのだ。
それを追いかけていくと、昔の同級生の名前がうかびあがってきた。

昔、クラスの大部分で「いじめ」をしていた、その男の子、廣吉だ。

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# by moon99999 | 2005-05-11 23:51 | ホラー系

夜はもう明けている

4048735195
夜はもう明けている 駒沢 敏器
角川書店 2004-06
http://tinyurl.com/97t3o

何人かの男女の視点からそれぞれ見える過去への思い、そして未来への希望が描かれる作品。
麻子は沖縄で、不思議な女性に会った。彼女は、麻子の過去を見出し、そして麻子を解放してくれた。 複雑な思いの中で、麻子は救われたと感じる。 

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# by moon99999 | 2005-05-11 23:16 | 恋愛小説

ニッポン泥棒

4163236309
ニッポン泥棒 大沢 在昌
文藝春秋 2005-01-15
http://tinyurl.com/dnaoa

尾津は、リタイヤした商社マン。 ハローワークに通ったりしている毎日で、コンピュータもわからない。
そんな彼に、突然水木という男がアプローチしてきた。

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# by moon99999 | 2005-05-08 23:33 | エンターテインメント系
このタイトルは何だ・・・

帰ってきたウルトラマン、は団次郎(現次朗)主演のウルトラマンだが、こっちは関係ない。
とにかく見てもらおう・・・



酒飲んで夜帰ってきたウルトラマンパパ。いい気分で、顔は真っ赤・ネクタイは頭にまきつけてる。
それで、寿司の折り詰めをおみやげに持ってきたのだ!

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# by moon99999 | 2005-05-08 19:19 | コネタ

戸越銀次郎って?

硬派銀次郎、あるいは硬派山崎銀次郎、といえば本宮ひろ志の漫画の主人公だ。だが戸越銀次郎というのは何だろう?

・・・それは、何と

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# by moon99999 | 2005-05-08 10:37 | コネタ

私が殺した少女

私が殺した少女 原 りょう
早川書房 1996-04
http://tinyurl.com/8nuxj

私立探偵・沢崎が出てくる小説だ。
寡作の小説家、原リョウの昔の作品。彼は、チャンドラーに心酔しているようだ。文体もチャンドラーのような(というか翻訳調の)ものだ。

私立探偵・沢崎に電話がかかってきた。依頼をしたいので訪問して欲しい、と。訪問すると、いきなり彼は逮捕された。 少女の誘拐犯として。

その後、彼の無実はわかるが、犯人からの連絡で、沢崎による身代金の受け渡しを指示される。
そして・・・

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# by moon99999 | 2005-05-06 21:12 | 推理小説系
アストロ球団というコミックスを知っているとするなら、あなたはたぶん40代、あるいは30代後半ではないだろうか。

これは、昔少年ジャンプに連載された野球漫画だ。そういえば非常に簡単なのだが・・・

「一試合完全燃焼」をテーマにした超人のチームなのだ。そして、一試合おわらせるのにコミックス数巻分がかかったりする。
魔球もいろいろでてくる。しかも人の命にかかわるような魔球もいのだ。なぜなら敵の魔球だからだ・・・。

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# by moon99999 | 2005-05-06 00:51 | コミック

噂 荻原 浩
講談社 2001-02

http://tinyurl.com/d3szz

マーケッティング方法にWOMというのがある。
Word of mouth, つまり「クチコミ」だ。
クチコミを馬鹿にしてはいけない。これが世の中でかなりの影響力を持つのだ。

現在ではインターネットもそれに輪をかけている。
クチコミとインターネットを融合させている会社には、たとえば

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# by moon99999 | 2005-05-04 20:22 | 推理小説系

王妃の館

王妃の館 (上・下) 浅田次郎  
集英社 2001-07-26

http://tinyurl.com/84evn
http://tinyurl.com/cwuqc


浅田次郎は・・・いい。

と、シンプルにはじめたこの文。どう進めようか・・・。
いろいろ書いていくと秘密も書かないといけなくなりそうだし。

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# by moon99999 | 2005-05-04 17:20 | エンターテインメント系
今回、初めてMIXI(http://mixi.jp/というものに登録してみた。
MIXIとは、ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)のひとつで、知り合いでないと登録できない、という閉じたサイトだ。

なぜ登録したか、というと誘っていただいたからなのだが、実はそれ以外に理由があった。
アルテイシアさんのサイトが有名になってきたので、見たかったのだ!(ああ・・)

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=4447121


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# by moon99999 | 2005-05-03 17:30 | ランダムウォーク